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院長のぐぶやき「しくれのんどりーむ」

ニフレルで 3,000円で買った「サメの凧」

2018年1月 3日 |

  1月2日(火)6:45地下駐車場出発。北へ、故郷、但馬へ。

  8:00 箱根駅伝スタート。パパ、大好きな箱根駅伝の実況中継を聴きながらハンドルを握ります。

  丹波市あたり、小雪が舞っています。故郷は雪かな、と思って運転していると晴れてきました。

  「凧揚げする~」トレジャーとママ。パパ「凧、あるの?」。ママ「覚えてないの? 1年ほど前、エキスポシティのニフレルで3,000円でサメの凧、買ったでしょ、それを揚げるの」。

  電柱がないところ、電線がないところ・・・どこかいい場所は?・・・パパ、頭に浮かんだのは、まず学校「ふれあい運動会をやってる府中小学校のグラウンドでやれないかな」。

  府中小学校横の無料駐車場(たぶん無料)が空いていたので、まず、そこで、サメの凧を組み立てます。左右、尾っぽに青いビニールの「流し」(約3m)がついています。「これで凧が安定するんだな」。ほどよい北風が吹いています、たぶん、凧揚げ日和なんでしょう。天候は曇りと晴れの中間、寒い、小雪が舞ってきそうな雰囲気、強弱のアクセントをつけて北風が名曲を奏でるようにビュー、ツッ、ツッ、ツッ、ビュー、ビュー、ツッ、ツッ、ツッ・・・。

  凧の準備ができました。4,5回試みます。あっ、揚がった・・・ストン、失敗。今度こそ・・・揚がった、ストン、失敗。

  もっと、広々としたところでないと駄目だね。府中小学校のグラウンドの前を車で通過した時「部外者立ち入り禁止」って書いてあったし・・・。

  いい場所思いついた。昨年4月、さくら祭りをやっていた「国府ふれあい公園」(豊岡市日高町野々庄、日高中央浄化センター横)に行こう。

  これ大正解でした。車を駐車スペースに停めて降りると、家族連れが 1組、凧揚げを終えて帰るところ。おばあちゃん、パパ、ママ、そして、トレジャーと同い歳くらいの女の子。パパ、トレジャー、ママが、キャッキャ、騒ぎながら、サメの凧を揚げようと試みる度に、その家族連れ「揚がった、頑張れ」「落ちた、・・・」・・・「ほら、揚がったよ、頑張れ~」「あっ、落ちた、・・・」・・・「あの凧、何、恐竜? 珍しいね」・・・「揚がった、見て、見て、すごいね、高く揚がったよ」「あっ、落ちた、・・・」。

  とにかく寒いんです。でも観衆がいると、パパ、燃えてきます。トレジャー、揚がろうが、落ちようが、気分高揚して、叫んでいます。落ち着いて、ママ、サメさん持って、よし、行くぞ~。パパ、走ります(2年前の平成27年12月に手術した両側股関節人工関節、順調です、パパ、サイボーグのように小走りしてます、順調、順調)。おっ、いい感じで揚がりました、高いぞ。僅か 4名の大観衆が、歓声をあげて(ちょっと、いいところ見せられたぞ、うん、満足)・・・くるくる、ストン、落下。

  凧を持ったお父さんを先頭に大観衆が帰っていきます。お昼の時間です。パパ、ママ、トレジャー、お食事よりも、凧揚げです。だれもいなくなった「国府ふれあい公園」。ところどころぬかるんで足跡がつくような「やや重」馬場ですが、そんなのお構いなし。

  すぐに、コツを覚えて、うまく揚がるようになりました。トレジャーに青いプラスチック製の凧糸巻きを渡します。こんなふうに糸をグイグイ引っ張るんだよ、いい運動になるよ。

  正午から始めた凧揚げ(サメ凧、ジョーズ凧)。20分程度、試行錯誤して、コツを覚えて、主にトレジャーが操作して12:20から13:35まで 1時間15分、飛び続けました。いい北風(いい風というより極寒の風)が吹いて、時々、トレジャーが浮いて空に ETしそうになって(ETは自転車だ)踏ん張って、これ楽しくて、いい運動になります。

  時々、サメさんが、右回りに旋回して、墜落、ドスン・・・となるところを、トレジャー、凧糸を持った右手を、左へ小刻みにグイグイします。すると、体勢を立て直したサメさんが、天に向かって真っすぐ上へ、スイスイ、この感じが気持ちいいんです。トレジャー「宇宙に飛んで行きそう~」。

  トレジャー夢中です。寒いので、ママは、40分経過時点で脱落しました。愛車の中で寛いでいます。1時間経過、パパ、鼻水が出てきました。「〇〇〇、十分楽しんだから、もう帰ろうか?」。トレジャー「ダメ、まだする~」。パパ「いつまでするの?」。トレジャー「9,999億・兆・万年、やる~」・・・

  周りを見渡すと、誰もいません。今にも小雪が舞いそうな曇り・晴れ・中間天気の空。とにかく寒いんです。でも、こんなにうまく凧揚げするのは、パパにとっても初めてかな。そんなことを考えながら、凧揚げに熱中する 6歳の息子を眺めていると、止められなくて・・・ 

  結局、パパは、完全に風邪をひいてしまったみたいです。最後は、凧揚げを9,999億・兆・万年やるっと言ってるトレジャーを説き伏せて・・・終了(たぶん、次回、凧揚げしたら、もうこんなに揚がらないと思います)。

  ママを呼んで、記念写真をいっぱい撮って、サメさんを回収して実家に向かいました。

  大阪府吹田市エキスポシティ「ニフレル」で約1年前に 3,000円で買ったサメさんの凧、これは優れものです。

  パパ「凧揚げ、楽しかったね」。トレジャー「うん、またする~」・・・・・ 

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塩野七生を読もう  『ギリシア人の物語II ー民主政の成熟と崩壊ー』  ~p.73

  帰りに、三田市のBOOK-OFFで原泰久著「キングダム  KINGDOM」第40~44巻、公式ガイドブック第1弾、購入。あとは、未購入29冊(第11巻きから39巻)です。

  19:00帰宅。さあ、お風呂に入ろう。パパと入浴、第1116回。トレジャー「ワン・サウザンド・ワン・ハンドレッド・シックスティーン」。ねえ、パパ、風邪をひいたみたい、鼻水でるんですけど、咽喉痛いし・・・。トレジャー「国府ふれあい公園、寒かったね」「途中からママ、車にもどってエアコン、ガンガンしてたもんね」。と、浴室のドアが急にあいて、ママ「当り前よ、あんな寒いところに 1時間半もいたら、パパ、風邪ひくわよ、パパ、馬鹿ね」。パパ「はい、パパ、馬鹿です」「ねえ、この風邪に名前をつけてよ」。トレジャー「ジョーズ風邪」。パパ「うん、ジョーズ風邪にしよう」「あ~、パパ、頭も痛くなってきた」・・・・・

 

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