院長のぐぶやき「しくれのんどりーむ」

御影だんじり祭り

2014年5月 4日 |

  お祭りです。血が騒ぎます。  「奮い立つ  祭魂  ここに在り」 (中御影地車保存会)

  平成26年 5月 3日(土・祝)17:00~19:20 「だんじりパレード」(第13回)。 開催場所:阪神御影駅前「御影クラッセ」1階だんじり広場と「御影クラッセ」南側道路。

  神戸市東灘区御影地区には、3つの神社がありそれぞれに恒例のお祭りが催されていました。平成 7年 1月17日発生した未曾有の災害・阪神大震災で神戸は甚大な被害を被りました。その後、物質的、精神的に疲弊した地域を勇気づけ復興へ向かうための努力がなされましたが、その過程で 弓弦羽神社など 3つの神社が話し合い、同一の日に地車(だんじり)を出して地元を盛り上げることを決めました。毎年 5月 3日神戸市東灘区御影地区は住民が一体となって11基の地車(だんじり)に酔いしれます。神戸市東灘区には31基の地車(だんじり)がありますが、御影地区には、そのうち11基の地車(だんじり)があります。その地車(だんじり)が一堂に集まって、地域の人々の無病息災、災害復興、安全招福を祈ります。3年前に発生した東日本大震災、原子力発電所放射能漏れ事故も含めて、一日でも早く復興することへの祈りも込められています。太鼓の音、お囃子の鐘の音を聞いていると、内から込み上げてくるものがあります。だんじりパレード、日が沈むと提灯に明かりが灯り、一段と趣を増します。つい、始めから終わりまで、見とれてしまいました。

 上石屋地車(こどもだんじり)・・・小さな地車ながら中学 3年生までの男女が主体となって地車を引きます。その若さゆえの新鮮さが爽やかです。

  東明地車・・・2、3歳の子供が 3人(おとこの子  1名、おんなのこ  2名)ママに見守られながら法被を着て祭り装束で提灯を振っています。おとこのこはリズム感がいいです。おんなのこのうち 1人は、提灯を両手に持って威勢よく振っています。微笑ましい光景です。

  中御影地車・・・柳と書かれた提灯。練り合わせの終盤、地車後部屋根から大きな垂れ幕「奮い立つ 祭魂 ここに在り」。意気ですね。

  祭りはいいものです。御影だんじり祭り、好きになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 地車と地車のネリ合わせ、「まわせ、まわせ」の旋回、見どころ一杯のだんじりパレードでした。

 

 

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