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院長のぐぶやき「しくれのんどりーむ」

モンファン武豊騎手GI 100勝達成

2013年11月18日 |

・・・・・・・金子みすゝ" の詩・・・・・・・

『雲のこども』

風の子供のいるとこに、

波の子供はあそびます。

 

波の大人がいるとこにゃ、

風の大人がいるのです。

 

だのに、お空を旅してる、

雲の子供はかわいそう。

 

大人の風につれられて、

いきをきらしてついてゆく。

 

Cyclennon  Point : 2(1)    131118    DAY   69     Heart  & Romanticism   By  CyclennonDream  

中央競馬(JRA)の武豊騎手(44歳)が 11月17日(日)京都競馬場で開催されたGIレース・第30回マイルチャンピオンシップ(芝・1,600m)をディープインパクト産駒トーセンラーで勝ちGIレース100勝(JRA68勝、地方交流25勝、海外7勝)を達成しました。デビュー2年目の昭和63年秋(19歳)スーパークリークで菊花賞を制覇して以来、足掛け26年で達成した金字塔です。JRA68勝だけでも凄い記録です。歴代JRA・GI勝利数をみると第2位が岡部幸雄の31勝(グレード制が導入されたのは昭和59年ですが、それ以前、すなわち昭和58年以前にGI級 6勝)。第3位は安藤勝巳の22勝(他に地方7勝)。現役騎手のGI勝利数をみると、第1位武豊騎手100勝、第2位、横山典弘騎手、岩田康成騎手の26勝、第4位、福永祐一騎乗、蛯名正義騎手の23勝。いかに武豊騎手の記録が断トツで抜けているかわかります。辛いスランプを乗り越え、いまなお第一線で活躍し続ける天才・武豊騎手が大きな節目を迎えました。現在、中央競馬(JRA)には平地GI は年間22レースあります(昭和59年にGI制が導入された時は12レースでした)。天才・武豊騎手がまだ勝っていないGIレースは、朝日杯フューチュリティステークス(2歳牡馬の頂点を決めるレース)だけです。今年は12月15日、中山競馬場で開催されます。このレースを勝って平地GI 完全制覇して貰いたいものです。武豊、昭和44年3月15日生まれ、44歳、父親は元騎手・武邦彦、弟・武幸四郎も騎手、妻は元タレント・佐野量子、昭和62年 3月17歳で騎手デビュー、同年69勝を挙げて新人最多勝記録を樹立、同年京都大賞典をトウカイローマンで勝って重賞初勝利、以後、昨年までの26年間で全国リーディング18回達成、日本ダービー 5勝(今年もキズナで勝ちました)は単独トップ、JRA通算1万8,073戦3,587勝(この通算勝利数も断トツ1位です)、身長170cm、体重51Kg、血液型O型。

武豊騎手はデビュー当時からきらりと光るものがありました。競馬場で武豊騎手の姿を何千回と眺めてきましたが、やはり天性の才能を感じます。歌舞伎流に表現すれば「華がある」騎手です。まさに天才です。これからも落馬に注意して一年でも長く現役で活躍してもらいたいと願っています。

武豊騎手は、海外で何と呼ばれているでしょうか? 米国では「ターキー」、仏国では「タケー」、香港では「モンファン」。モンファンというのは武豊という漢字を読んだものですが、どういう意味ですか?と訊かれた時に、武豊騎手は「リッチ・サムライ(豊かな武士)」だと説明するそうです。いい表現です。頑張れ、モンファン武豊騎手。 

 

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